看護師がプライベートで感じる問題は、オンとオフの切り替えが難しいことです。看護師は患者の健康と生命を預かる仕事で、僅かなミスが大事故に発展する可能性もあります。そのため、仕事中は心身ともにストレスを抱えやすくなるのが実情です。

仕事中のストレスを抱えたまま帰宅すると、なかなか仕事モードが抜けずにプライベートを十分楽しむことができません。特に夜勤明けなどは体内時計も狂いやすいため、ますます仕事とプライベートを分けることが難しくなります。

そこでオンとオフを上手に切り替えるには、プライベートの時間を有意義に使うことが大切です。たとえば好きな音楽を聴いたり、好きなアロマを焚いたりすると、気分を切り替えやすくなるでしょう。

また、空いている時間に瞑想することもオンとオフに役立ちます。看護師の仕事では身体面だけでなく、知らず知らずのうちに精神面にも疲労が溜まり、次第に仕事へ影響が出てくることもあるでしょう。そうしたときに、瞑想は精神的な疲労を解消してくれるうえ、自律神経も整えてくれます。

瞑想するときには、静かな空間でゆっくりと呼吸するようにしましょう。その際には患者のことや仕事のミスなどは考えず、心を無にするように努めます。これによりオンとオフが上手に切り替えられるようになると、疲れを引きずることも減ってくるかもしれません。

結果として生き生きと仕事ができ、作業効率も捗るようになります。このように、プライベートではできるだけリラックスする時間を確保して、日頃の疲れを癒すことが大切です。